2006年12月15日金曜日

無駄知識にも程がある

さて、今日は「うるう年」の話。
うるう年(以下、閏年)のルールは、以下のようになります。

1.基本的に、4で割り切れる年は、閏年とする。 (例:1996年)
2.例外として、100で割り切れる年は閏年にしない。(例:2000年)
3.更に2の例外として、400で割り切れる年は閏年とする。(例:2000年、2400年)
4.しつこく更に3の例外として、3200で割り切れる年は閏年にしない。(例:3200年)

1.2.3までは知ってる人は結構いると思いますが、4はあまり知られてませんね。
というか、西暦3200年って遠すぎる。かなりどうでもいい。


そもそもなぜ閏年が必要なのかというと、地球が太陽の周りを一周する正確な時間が「365.24219日」だから。
1のみだと、365.25日しか補正できず、
1&2だと365.24日、
1&2&3で365.2425日まで補正でき、
1&2&3&4で365.2421875日まで近づける事ができるからです。


ただし何より大きい例外は、「地球の公転が徐々に遅くなってきている」という事。
つまり「365.24219日」というのは現時点の時間であり、そこから計算すれば4が必要というだけ。
実際3200年近くになればもっと遅くなってる可能性が高い。


西暦3150年くらいの人類、頑張って再計測してください。
まだ絶滅してなければ、ですが。

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