2006年12月27日水曜日

日本では通用しないかもしれない文化

イギリスかデンマークだったかと思いますが、自信がないので欧州という大雑把なくくりにしておきます。

ある列車のサービスで「降車駅表示バッジ」が配られるという。
これは乗車前に白紙のバッジを受け取り、目的駅を記入したあと乗車中つけておくのだそうだ。
そうすればたとえ寝てしまっても、目的駅で誰かが起こしてくれる可能性が高くなるというわけ。
もちろんバッジをつけるのは任意。起こしてあげるのも自由。善意によるシステム。


最初このシステムを聞いたとき、いいシステムだなと思った。
で、日本でも導入できないかなと考えた。あぁ、多分無理だなという気になった。
理由は三つ。

1.日本人的気質に合わない(他人にあまり関心がない等)
2.性質上、過疎線では意味がないし過密線は往路復路の本数が多いので、寝過ごしてもすぐ戻れる。海外のように寝過ごしが致命傷ではない。
3.通勤・通学・遊び等で使用頻度の多い在来線では、色々と危険(ストーカーなど)

一つのメリットの為に複数のデメリットが生じてしまう。それならば現状維持の方がまだマシ。
ただこの三つのデメリットを打ち消すメジャーな路線がある。新幹線だ。

1.基本的にシート制の新幹線は、他人の事が視界に入りやすい。
2.寝過ごすと1時間2時間はロス。
3.主要駅から乗換えが普通なので多少安心。

JR関係者さん、いかがですか。
とりあえず試験的に新幹線のシートにホワイトボードでも付けてみるとか。



唐突にこんな事を考えたのは、本日、名古屋で降りるつもりが見事に京都まで寝過ごしたからです。
余裕を持って出たから良かったものの、かなり自業自得。
新大阪までいかなくてよかったとポジティブに考える事にする。

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