あなたの血液型は、何型でしょうか。
A型、B型、O型、AB型。Rh式では大体の人がRh+型。
2000人に1人と言われるAB型/Rh-の人もいるかもしれませんね。
では、その血液型は死ぬまで変わらないものでしょうか。
答えは、NOです。
理論上の話ではなく、実例のあるお話。
血液は、造血細胞から作成されます。各種血液型はこの時点で決定します。
造血細胞の元となる造血幹細胞の多くは、骨髄に存在してます。
白血病治療などで骨髄移植が行われる場合、まず患者の造血幹細胞を放射線で破壊し、移植します。
お分かりだろうか。
例にして言えば、以下のようになります。
・患者 → A型
・ドナー → O型
1.骨髄移植前に放射線を照射 → A型の造血幹細胞が破壊
2.ドナーの骨髄を移植 → O型の造血幹細胞が定着
結果、A型だった患者の血液型はO型に変わる事になります。
そしてその場合、几帳面だった人が大雑把な人に変わったりするのかな、と意地悪な事を考えたりもする。
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