2007年7月4日水曜日

対になる星

太陽と木星
地球と金星
この組み合わせは、いわゆる「似たもの同士」と言えるものです。どこが似てるの?って気がするけど。


太陽は自重で核融合を起こすことが出来、光エネルギーを放つ恒星になれた。
木星は構成物質が太陽と近似。でも質量が足りなかったから核融合が起こせなかった。
今の質量より80倍以上重かったら、輝ける星になっていたかもしれない。

地球は様々な奇跡によって、生命を育む星になれた。
金星は惑星素地が地球と近似。でも生命が生まれず酸素が作れなかったから、まったく別モノになってしまった。
もし地球の奇跡が金星と入れ替わっていたら、我々は青い金星から黄色い地球を見ていたかもしれない。


すごーく似てるのに、惜しいのに、何かがちょっと足りなかっただけで最終的な印象は「似てるとは思えない」となる。
身近でも起こりえるそんな現象が、マクロな宇宙世界では実際起こってる。
そういうのって、ちょっと不思議であり面白いと思う。

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