2007年1月15日月曜日

ちょっと面倒臭い話

絶滅繋がりで、ついでに。


人類と他の生物を比較した場合、違う点は多々あります。
その中でも際立って違うのは、

「人類は自らの意思で絶滅できる力を持つ」

という点だろう。
そもそも絶滅という現象は、その種族全体が持つポテンシャルを超える力が作用しなければ発生しない。
前回記事で言うと、それぞれの絶滅原因は隕石であったり地殻変動(スーパープルーム)であったり、自然淘汰であったりするわけです。

通常ならば生物である限り、上記のルールは破れない。
人類も100年前まではそのルールに従ってました。
それをぶち破ってしまったのは、20世紀最大の発明と言われる原子力を手に入れたから。

原爆や水爆を例に出すまでもなく、核エネルギーの力というのは凄まじいの一言に尽きる。
そしてどう使うか以前の話として、それを手に入れてしまった時点で、人類は自分の中に自分自身を超えるポテンシャルを得たという事になる。

じゃあそんなの手放してしまえばいいじゃん、ってのは無茶というか不可能な話なわけで。
子供の頃は良かったと思っても、大人になれば小学校に戻れない。
それと同じで、結局は上手く付き合っていくしかないのかな、という気はする。

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