2007年1月10日水曜日

何気なく使ってる記号

加減乗除の演算子。
それぞれ+、-、×、÷が記号として用いられるが、その起源はというと以下の通り。

+・・・ラテン語の「et」の変形
-・・・minusの頭文字「m」の変形
×・・・分数の計算方法に由来
÷・・・分数そのものの姿(分子と分母)

※それぞれ最も有力だと言われるものです。別の起源説もあります※


+について。
ラテン語の「et」の意味は、今でいう「and」に相当します。
4 and 7 equal 11
というわけ。

-について。
minusはそのまま「引く」という意味のマイナスです。
走り書きの筆記体としてmを書くと、限りなく-に近くなるから。

×について。
分数の足し算をする場合、分子側の計算は相手の分母に掛け合わせます。
例えば、
1/2+3/4
の場合は1と4、2と3を掛けてそれぞれ4と6。
その計算方法は×の記号にそっくりだから。

÷について。
これはもう見たままですね。真ん中の棒線を境に、上が分子で下が分母。



ちなみに四つとも、使われ始めたのは16~17世紀のようです。
紀元前から使ってそうなイメージだったけど、ちょっと意外。

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