2007年9月10日月曜日

クロロホルムあれこれ

実のところ今日はオゾンについて書くつもりだったんですが、確認しているうちに
オゾン→オゾン層→フロン→メタン→トリクロロメタン(クロロホルム)
と流されてしまいました。
恐るべしWikipedia力。


一般的にクロロホルムは強力な吸入麻酔薬として知られていて、その原因はまず間違いなく映画やドラマ(特に2時間系)にあると言える。

1.クロロホルムをハンカチに少量染み込ませる。
2.ターゲットの背後から忍び寄り、口元へハンカチを当てる。
3.ターゲットは3~5秒程度抵抗するが、すぐにぐったり。
4.後は色々と・・・

こういう流れ。
クロロホルムに麻酔効果があるのは事実ですが、即効性の麻酔ではないので麻酔効果を得るには長時間吸入(10~20分程度)が必要との事。
仮にその点を好意的に無視したとしても、気絶レベルの吸引と致死レベルの吸引が非常に近いので、された側の半数くらいは実は死んでるかもしれない。

その二つを無理に無視したとしても今度は物理的な問題があって、沸点が62℃のクロロホルムは確かに常温での揮発性が高いものの(参考:エタノールが72℃)それなりの量を効率良く吸わせようとするなら、ハンカチ一杯に染み込ませて体温が50℃くらいの人間が持つか、ターゲットが同程度の体温である必要がある。


結論:殴って気絶させた方が早い。

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