2007年2月5日月曜日

Windows Vista - ファーストインプレッション -

Windows Vistaが発売になってそろそろ一週間なので、ファーストインプレッションを書いてみる。
※使ったエディションは、Ultimate※

○・・・良かった機能。ナイスVista賞。
△・・・あってもいいけど割とどうでもいい機能。
×・・・ギャグに近い機能。
ー・・・保留

【インターフェース】
○ Windows Aero Glass
ウインドウが重なった場合、上のウインドウが半透明になって下にあるウインドウが見える。それだけだったら割とどうでもいいが、下になっているウインドウの状態がリアルタイムに描画されるので便利。使い方によっては化けそう。

△ Windows Aero フリップ
Alt-TABキーでタスクを切り替える際にサムネイルが表示され、切り替え先のウインドウ状況がリアルタイムで見れる。仕事などでタスクが並列しやすい場合は便利かも。

○ Windows Aero フリップ3D
CMでよく流れてるアレ。ウインドウを三次元空間的に並べて、斜めからそれぞれのウインドウ状況がわかる。こっちもリアルタイム描画。

○ デスクトップシェル
タスクバーにあるウインドウにカーソルを合わせると、サムネイル表示が出る。意外と便利。

○ スタートメニュー
分かり辛い事この上ないXPスタイルが、一転してスタイリッシュに。かっこいい。

ー 音声認識
アプリ起動のみに使うのであれば、面白いかもしれない。一応保留。

× 新日本語フォント
どうでもいい、というよりコイツのせいで一部ゲームが動かなくなったりする。諸悪の根源。


【セキュリティ】
× ユーザーアカウント制御
邪魔。この機能を有効にしてるとアプリを起動する度に「実行しますか?」ダイアログが出る。これはVistaの場合、管理者権限のアカウントでも操作は一般ユーザー権限で行われる為、実行に管理者権限が必要なアプリに反応するから。ある程度PCに慣れた人だと即無効にするだろう。

△ Windows Defender
2秒で無効に。SpybotやAdwareで定期的にスパイウェアを削除するのが面倒臭い人向け。

× 保護者機能
アカウントに利用時間制限やWeb制限が掛けられる。シロデナシはそもそもPC使えないので要らない。

△ Windows Firewall
強化されたらしいが、どこが強化されたのかさっぱりわからん。ルーターでFirewallがしっかり組めてれば無用。というか無駄な動きをしてくれるのでむしろ有害。


【システム】
○ デスクトップ ウインドウ マネージャー
Windows Aero機能が乗っかってる母体。一定性能以上のグラフィックカードを使ってる場合、描画をそっちに任せるよう作られてるので操作が軽快になる。

○ Windows SuperFetch
よく使うアプリを効率よくメモリにキャッシュし、処理速度を上げる。操作がXPより早く快適に感じるのは、多分コイツのおかげ。

ー Windows ReadyBoost
フラッシュメモリ(USBメモリ含む)をキャッシュ領域に変換して、体感処理速度を上げる。デスクトップ向けではなく、ノートPC向けのようだ。

△ DirectX 10C
Vistaのみにインストール可。ただDirectXシリーズはVersion 8以降、何が変わってるのかさっぱり分からない。良くなってるのかも分からないという欠点が。


【アプリケーション】
△ ガジェット
サイドバーで色々なミニアプリを常駐させておくもの。付箋紙や電卓を置けば便利かもしれない。

※その他のアプリは、どいつもこいつもどうでもいい物ばかりなので、纏めて×



ー所感ー
手持ちのCD/DVDメディアが非対応OS扱いされて8割使えず、ドライバすら入れられない。全部メーカーWebサイトから入手するという二度手間。
インストールできたソフトも対応OS判定で弾かれまり、使用できるものが物凄く少ない。参った。
(ウイルス対策ソフトがまともに動かない等)
正当な評価は、対応ソフトが出揃う3ヶ月先くらいまで待った方がいいかもしれない。
個人的には1ヶ月ほど封印する予定。


ー総括ー
Windows2000が相変わらず最強のOS。

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