2007年2月1日木曜日

種類ありすぎ

乾電池には色々と種類があります。

【乾電池一覧】(使い切りタイプのみ)
・マンガン電池
・アルカリ電池
・ニッケル系電池
・オキシライド電池
・リチウム電池
・酸化銀電池


我々が一番使うのは、アルカリ電池でしょうか。よく見る黒い電池(マンガン電池)より長持ちしそうなイメージあるしね。
だから「電池で動くものならアルカリ使っておけばいいんじゃねーの?」と思いがちですが、実はそうとも言い切れないわけで。
そこで、それぞれの電池の種類を列挙してみます。


【長所】
・マンガン電池・・・電力が小さい為、長く使える。
・アルカリ電池・・・大きい電力を連続使用できる。エネルギー単価最強。
・ニッケル系電池・・・強力な電力が出せる。
・オキシライド電池・・・強力な電力を連続使用できる。アルカリの強化版。
・リチウム電池・・・寿命最強。マンガン電池の約10倍。
・酸化銀電池・・・安定性最強。最初から最後まで一定した電圧を供給。


これらの長所を踏まえて話を続けると、例えばアルカリ電池ならば
「少ない電力で動くものには向かず、それなりの電力が必要なものに最適で、かなり電力が必要なものには向かない」
となります。

少ない電力で動くものとは、置時計やリモコンや懐中電灯、ストーブやコンロの着火装置など。
ちょっとでいいのに多めに出してもお釣りが返ってくるわけではないので、マンガン電池よりも早く消耗してしまう。
また液晶テレビやデジカメなんかの場合は、かなり頑張って電力を出さないと動かせないので、やっぱり消耗してしまう。
さらに、精密な動作が必要な腕時計なんかには電圧が不安定すぎて向かないし、数年単位で動く必要があるものにも自然放電ですぐ使えないなるからダメ。
だからポータブルプレイヤーやラジカセやモーターなど、自分に合った用途が一番良く使えるわけ。

このように電池を上手く使うには適材適所が重要。
というわけで、最後にそれぞれの電池の最適プランを。


【適材適所の例】
・マンガン電池・・・置時計、リモコン、着火装置、懐中電灯
・アルカリ電池・・・ポータブルプレイヤー、ラジカセ、ラジコン系
・ニッケル系電池・・・デジカメ
・オキシライド電池・・・液晶テレビ、デジカメ、携帯充電機
・リチウム電池・・・PCやビデオ等の内部電池、長期メモリー保存系全般
・酸化銀電池・・・精密動作をする機械、高級腕時計など

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