2007年2月2日金曜日

乾電池の電気代

電池一本の電力を、家の電気料金に換算してみる。
説明が長くなるので、所々でこっそり割愛してます。あしからず。


【前提】
単三アルカリ電池が4個1セットで100円とする。
家の電気料金は、1kW/h(キロワット/時)で25円とする。

【説明】
まず、1W/h(ワット/時)とは何か。
1ワットの電力が1時間働く事。その1000倍で、1キロワット/時。
では、1ワットの算出方法はというと、以下の式となる。

ワット=アンペア×ボルト

アンペアは電流、ボルトは電圧の事ですね。
電流は電気の流れる勢い、電圧は電気の強さだと思えばよいです。

では、上記を踏まえて乾電池。
単三アルカリ電池一本で、1.6ボルトの電圧を1アンペアで5時間出し続けることができます。つまり、

1.6(ボルト)×1(アンペア)=1.6(ワット)

で、それを5時間続けられるから、結果として

1.6(ワット)×5(時間)=8(ワット/時)

つまり一本の中には8ワット/時の電力があると言えます。


で、4個1セットで100円とすると、一本あたりの金額は25円。
我々は8ワット/時の電力を25円で購入している事になります。

でも家では1キロワット/時を25円とお安く買ってるわけで、それに換算すると125倍の電気代を払っている事になる。
アルカリ電池一本で、だよ。
家でやれば25円で済む事を3000円払って外でやってるってのと同じ事なのか、と思うと不思議な気持ちになる。

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