2007年2月27日火曜日

基準点

評価というものは、主に自分に対して他人が行うもの。
そこに誤差として多少の上下があるのは言わずと知れた事なんですが・・・

例えば仕事や技術や能力を数値化できたとして、50が人並みだとする。
そこで70の力を見せると、その場は確かに高い評価を受ける。
しかしその次以降は、往々にして「70であることがその人の普通」だと基準を設定されてしまう。
そうなると、70を見せても高い評価にはならず、逆に普通よりやや上であるはずの60を見せても評価がダウンするという事象が発生する。

切磋琢磨を促すという意味では、それはそれで正しい姿だと思う。
でも無意識のレベルまでそれを浸透させてしまうと、知らずに人を傷つけ追い詰める結果にもなり得るんじゃないか、とも感じる。
過去の自分がどうだったか、という事は残念ながら思い出せないので、せめてこれからは忘れないようにしたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿