また今日も雑学に逃げるぜ!そう面白おかしい日々を過ごしてるわけじゃないしな!
笑いたくば笑うがいいさ!HAHAHA!
さて。
物が燃焼するという現象には、三つの絶対的要素が必要です。
その三つとは、
・燃える物
・酸素
・温度
このうち一つでも欠けると、火はつかないし、維持もできなくなる。
例えば水をかけると火が消えるのは、温度が下がって酸素も供給されなくなるから。
火の点いた紙が自然と消えるのは、燃える物が無くなるから。
ここまでは日常でも普通にあるお話。
ではこれを踏まえて、以下の質問。
「真空状態でマッチを擦ると、火はつくのか?」
真空ということは周りに酸素がない状態なので、三大要素の一つを欠いている。
だから直感的に、火はつかないんじゃ?と思ってしまうんじゃないだろうか。
結論をいえば、つきます。
では、それはなぜか。
答えは、マッチの先頭部分に酸化物として酸素が含まれているので、それを使って燃焼することができるわけです。
「酸素が必要」という事に対して、何も供給源が一つである必然性はないということです。
これも、常識が我々を悩ませるという一つの例。
こういう話、結構好きだったりします。
2006年11月14日火曜日
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