2006年11月14日火曜日

常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションの事を言う。(A.アインシュタイン)

また今日も雑学に逃げるぜ!そう面白おかしい日々を過ごしてるわけじゃないしな!
笑いたくば笑うがいいさ!HAHAHA!

さて。
物が燃焼するという現象には、三つの絶対的要素が必要です。
その三つとは、

・燃える物
・酸素
・温度

このうち一つでも欠けると、火はつかないし、維持もできなくなる。
例えば水をかけると火が消えるのは、温度が下がって酸素も供給されなくなるから。
火の点いた紙が自然と消えるのは、燃える物が無くなるから。

ここまでは日常でも普通にあるお話。
ではこれを踏まえて、以下の質問。

「真空状態でマッチを擦ると、火はつくのか?」

真空ということは周りに酸素がない状態なので、三大要素の一つを欠いている。
だから直感的に、火はつかないんじゃ?と思ってしまうんじゃないだろうか。

結論をいえば、つきます。
では、それはなぜか。

答えは、マッチの先頭部分に酸化物として酸素が含まれているので、それを使って燃焼することができるわけです。
「酸素が必要」という事に対して、何も供給源が一つである必然性はないということです。

これも、常識が我々を悩ませるという一つの例。
こういう話、結構好きだったりします。

0 件のコメント:

コメントを投稿