2007年5月23日水曜日

心臓と筋肉痛

ちょっとだけおまけ話。
心臓も筋肉で出来ているってことは、おそらくご存知のはず。
じゃあ心臓も筋肉痛になるのか?という疑問が出てきます。

結論からいうと、心臓が筋肉痛になることはありません。
なぜ心臓だけ例外なのかという部分は、依然謎のままで研究が進められています。人体は不思議。
ただしおおよその見解として、以下のものが挙げられる。

・筋肉痛にならない仕事をしているから
・特殊筋肉であるから

前者については、ようするに筋繊維の断裂が起きにくいんだろうってこと。
筋繊維の断裂が起きやすい仕事は、「収縮した状態からそれを引き伸ばそうとする動作(エキセントリック運動)」である。
心臓はそのような動作をしないからじゃないか、と考えられています。

後者はもっと単純というか、そもそも筋肉の出来が違うんだよという事。
心臓の筋肉は「心筋」といって、体内に一つしかない筋肉です。
そして通常の筋肉と違う性質として、単核細胞で出来ていたり、ミトコンドリアが異常数あったり、酸素含有量が多い事などが挙げられる。
つまり普通の筋肉と同列に語っちゃダメなのかもね、というお話。


・・・うーん、ここまで書いたはいいものの、オチが見つからないや。
ま、とりあえずそんな感じで。皆さんも心臓は大切にね。

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