2007年5月14日月曜日

東京の中心で、馬を叫んだり叫ばなかったり

本日は休日出勤分の代休ってことで、やる事といえばやっぱり乗馬。
そして馬に乗ると馬の事を書きたくなる不思議。


【馬の背中】
過去、馬が移動手段としてよく利用された理由は「人が乗るのに適していたから」ですが、なぜ適していたのかと言えば「動いても背骨の位置が一定だから」
例えば犬や猫が馬並みの体躯だったとしても、おそらく乗れないだろうと言われています。
犬や猫に代表される「ネコ目」は疾走時に背骨が弓のようにしなる。そのしなりを利用して速度へ変換するからだ。
その背中に人間が乗ると上下に揺れすぎて操作もおぼつかない。
加えてしなりを生み出す柔軟性は強度性と排他的である為、重量が掛かったときの背骨への負担が大きすぎるというわけ。


【馬と法律】
馬でも日本の一般道路を走ることは可能です。ただし、車と同じ道路交通法が適用される。
道路交通法上で「人を乗せた馬」は軽車両に該当。まぁ自転車と同じってこと。
だから二人乗りもダメだし飲酒運転もダメだし、携帯を使用しながらの騎乗もダメ。でも速度規定は無いので走れます。
といっても全力疾走でせいぜい50km/hだし、蹄鉄がカチャカチャうるさいだろうし、そもそも道路に行かないし。
でも一応気をつけましょうってことで。
ちなみに「人が引いている馬」は歩行者扱いです。

おまけで「逃げ出して道路にいる馬」は道路交通法を適用せず、警察官職務執行法・第四条において警察官が監督、取り締りを行う模様です。
がんばれ警察官。これも給料のうちだ。

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