2007年3月2日金曜日

科学の限界

科学の基本スタンスとは、「確認できないものは論じない」ということだ。
神様が存在するか否か。幽霊がいるかどうか。血液型の性格への影響などなど。
明瞭な確認手段がないものについては、門前払いにしてしまう。

例えば最も勘違いしやすい事例が、「現代科学で神様や霊の存在は否定されてる」という認識。
これは明らかに間違いで、科学は上記のものを肯定もしないし否定もしない。
正確に言うなら、
「科学は神様や霊の事を話題にしない」
ということになる。
これは今の科学概念が変わらない限り、100年後も1000年後もそうあり続ける。

つまり現在の自然科学における限界点というのは、この基本スタンスそのものにあると思う。
科学的見地が欲しければ確認できるようになってから出直して来い、という手法。盲目の賢者。
完璧なようで、科学ってのは本当に万能じゃないな。

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